アーカイブ | 8月 2016

  • 献血とHIV検査と淋病による膿

    尿道から膿が出る症状がある場合は淋病にかかっている可能性があります。 性病の検査を受けるのが恥ずかしいからといって、献血で性病の検査の代用ができないかと考えて献血を受ける人がいますが、献血のときに行われる検査で性病の検査の代用をすることはできません。 確かに、輸血するときに使われる血液は患者さんの安全を確保するために感染症についての検査を行いますが、献血をした人が性病にかかっているかどうかを調べるための検査ではないため代用をすることはできません。 同様の理由で、HIV検査を受けるのが怖いからといって、献血でHIV検査の代用をすることはできません。 性病が疑わしい状態で献血を受けることは、血液を検査しているからといっても、輸血する患者さんを感染症の危険に晒すことになるため受けてはいけません。 そして、HIV検査は血液検査ですので、HIVに感染しているかどうかについてや、クラミジアや梅毒などの性病にかかっているかどうかは分かる可能性がありますが、尿道から膿が出る淋病については尿による検査やおりもの、喉の粘膜の検査などで判明することになりますので、保健所で無料で受けられるからといって、淋病の検査をHIV検査で代用することもできないことになります。 尿道から膿が出る症状がある場合は性病科のある医療機関でお医者さんの診断を受けた上で性病の検査を受ける必要があります。 また、淋病などの性病に感染してしまっているときには、HIVにも感染しやすい状態になっているので、HIV以外の性病に感染していることが判明したときには、念のためにHIV検査も受けておく必要があります。 HIVは今や十種類以上の抗HIV薬から副作用がないものを選ぶことができるようになっていて日常生活を送りながら長期的に療養できる時代になっているので、エイズを発症してしまう前に感染しているかを調べて治療する必要があります。